2015年以降、大型案件続発でIT技術者が不足

マイナンバー制度の導入や日本郵政の上場、あるいはみずほ銀行のシステム統合など、2015年以降、大型案件がつらねるなか、IT技術者の不足問題が深刻化しています。いわゆる「2015年問題」といわれているものですが、IT業界は今一番人材の不足している業界といえますので、学生の就職先には特に困らないものと思います。

マイナンバー案件だけでも7、8万人程度の技術者不足が発生するといわれており、引く手あまたの業界になっていくと予想されております。

けれども、このシステムエンジニアという職業は、いわゆる「ブラック業界」、あるいは「使い捨て業界」としても有名です。仕事があるときはよいですが、2020年以降、大型案件が終了してきますと、おそらくは人材が過剰になっていくものと思われます。

また、スキルについても進歩が激しく、ひと昔前のスキルはすぐに時代遅れになっていく可能性もあり、そういった面でも使い捨ての状態になる可能性は否定できないでしょう。

できるだけ、多様なスキルを身に付け、正社員で長期的に働ける会社に就職されることをおすすめします。

加えて、このようなシステムエンジニアの申告な不足状況を受け、政府はベトナムやインドなどからITを専攻した学生に日本で働いてもらうよう、学生を支援する体制を整えています。外国からの労働力確保については、コミュニケーション面での困難を乗り越えれば、外国の学生でも働きやすい分野であるといえるかもしれません。