ChatGPTの登場による情報工学科系への需要を予測

ChatGPTが登場したことにより、プログラミングをはじめ、情報工学科系の動向に注目が集まってきています。人工知能の技術への需要が急速に高まりつつあるなか、専門職への進学を希望する学生も今後は増加していくことが予想されます。

しかしながら、ChatGPTで代行できてしまう可能性もあり、学校で授業を受けるよりも、人工知能を相手に専門的な知識を学んでいく方が効率的な側面もあります。

特に、簡単なプログラミング言語を習得する場合、もはやオンラインプログラミングスクールに通うよりも、ChatGPTに直接、レッスンを受けた方が習得するスピードははるかに速いです。

今までのように、プログラミングスクールに何年も通ってスキルを習得する必要はなく、逐次、質問を投げかけることにより、ささいな疑問をすべて解消しながらステップアップしていけるため、従来よりも効率よく学習することができます。

これを学校の講師に質問する場合、授業の後にせいぜい2~3回聞く程度が限界でしょうし、初歩的な質問については聞きづらいため、そのままにしてやり過ごす傾向があります。

その点、AIなら気兼ねなく、理解できるまで繰り返し質問をすることができるため、プログラミングの習得時間がはるかに短縮することができます。

そのため、一般的なプログラミングスクールについては、いずれは置き換わっていくものと思いますし、最終的には衰退していくはずです。

同様に情報工学系への需要も衰退するのか、もしくは人工知能の人気が高まりつつあるなか、逆に進学を目指す人が増えていくのか、まだ予測がしづらい状況ではありますが、おそらくは体系的にAI技術を学びたい人が増加し、進学を希望する人も増えていくものと思われます。